熊本の続きを。
翌日は車で阿蘇まで行く。熊本市内から阿蘇までは相当時間がかかるのだろうと思っていたが、そんなことはなく、1時間程度で到着。しかも一般道もすいている。
山を登っていくと、だんだん空気が冷たくなっていくのがわかる。天然のエアコン状態だ。やがて目の前に草だけの山が見える。米塚というらしいのだが、一面草で覆われていて、木が生えていない。珍しいなあと思いつつ、車を走らせる。
そして、視界が開けると、そこは草千里である。牛や馬が放牧されており、のんびりしている。そう、これですよ、これ。私が見たかった景色は。約20年前の雪辱をひとつ晴らした。
草千里はひとまず後にして、車で山頂付近を目指す。途中、ロープウェーがあるのでそれに乗る。ところが、途中で車で山頂までいけることを知り、後悔する。
山頂に到着し、火口を眺める。白い噴煙がもうもうと上がっている。よく見ると、火口には水(実際はお湯)がたまっており、それが暖められて蒸気になっているのだが、それにしてもものすごい量だ。圧倒された。
火口を見た後は、再び草千里に戻って、今度は牛のそばへ行く。かなり近寄って写真を撮る。12年後の年賀状用である。
草千里を満喫して、この日の宿へ。この日は栃木温泉というところに行く。ついてすぐ、風呂に入る。入るが、どうも温泉のにおいがしない。おかしいなあと思っていると、泉質が単純泉かつ中性とのことで、言ってみれば「普通のお湯」である。ちょっとがっかりした。
夕食は阿蘇の牛の焼肉が、溶岩焼きで出された。これが量的にも満足のいくものであり、よかった。ただ、部屋は正直いってお粗末で、お世辞にもいいとは言えない。どっちをとるか、だろう。
夕食後再び温泉に入り、この日は就寝。長年の雪辱が果たせた1日だった。
この続きはその3へ。
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